SDGsへの取組み
環境への取組み①
金属屋根外断熱工法の設計提案・施工
- 外断熱工法は、真夏時で屋根表面と裏面の温度差が15~18°Cあると言われる、省エネ工法です。
施工実績は、新築で28,200m2、改修で5,600m2と、合計延べ施工面積は33,800m2です。 - 工場や倉庫では、外断熱工法を採用することで、真夏でもエアコン無しで作業可能な環境にできます。
シュミレーションとして、現在までの実績33,800m2を、
①外断熱工法ではなく、エアコンを設置した場合(事務室の2/3の熱量135kcalで冷房と仮定)
②外断熱工法でエアコン無しにできた場合
で比較し、エネルギーの差を出しました。
(設定値・エアコン能力135kcal・稼働率70%・使用日数200日・使用時間9時間/日)
結果として、②で施工していたことで、①に比べ、
一年間の省エネ量(電気使用量に換算)2,630,000kwの電気削減に相当
一般家庭用太陽光発電(4.5kw年間4500kwh)584台で発電した電気に相当
一般家庭の年間電力使用量(55,00kw)478軒で使用した年間電力に相当
が、削減できていることが分かりました。
環境への取組み②
木造の推進と、省エネ仕様標準化で、脱炭素社会実現に貢献
- 木造建築は鉄やコンクリートに比べて材料製造時の炭素放出量が少ないため、建設時のCO2排出量が大幅に削減できます。
鉄骨と木造のCO2排出量比較
-
50%
削減
木は炭素の貯蔵庫
木は成長の過程で空気中のCO2を吸収し、木材になってからも固定し続けます。
- RC造
- 鉄骨造
- 木造
- 木造建築は鉄やコンクリートに比べて材料製造時の炭素放出量が少ないため、建設時のCO2排出量が大幅に削減できます。
八木建設「木造建築」の実績による炭素貯留量
当社の2021年からの木材使用料1,689t-CO2貯蔵量は845軒の住宅が一年間にエアコン使用で排出するCO2量に相当する
一般家庭でエアコン使用によるCO2排出量に換算
【条件】
一般住宅で5台エアコン設置
1日平均6時間使用 年270日使用
エアコン1台1時間使用CO2排出量0.25kg
【計算式】
5台×6時間×270日×0.25kg/台・時間=2,000kg
1,689t/2t=845 住宅845軒相当の年間排出量に相当する
累積1,689
t-co2
住宅845軒が年間
エアコンから排出する
CO2量相当
炭素貯蔵量内訳表
建物名(住所)に利用した木材に係る炭素貯蔵量(CO2換算)
- 延床面積
- 木材利用量
- 木材の炭素貯蔵量
(CO2換算)
- グループホーム
あやめはうす伊勢崎 - 478.6m2
- 36m3
- 25t-CO2
- 本庄市Y様邸
- 153.19m2
- 26m3
- 18t-CO2
- 上里町Y様邸
- 113.68m2
- 15m3
- 12t-CO2
- 神川町 デイサービス梨花
- 113.64m2
- 17m3
- 15t-CO2
- 介護付き有料老人ホーム
昭和の里嵐山 - 1980.8m2
- 237m3
- 198t-CO2
- 住宅型有料老人ホーム
シルバーリゾートこころ・行田 - 1252.92m2
- 105m3
- 71t-CO2
- 児玉郡上里町店舗 たかとも
- 69.56m2
- 10m3
- 8t-CO2
- 本庄市児玉町住宅型有料老人ホーム
シルバーホームオリーブ - 1459.12m2
- 157m3
- 135t-CO2
- 行田市野住宅型有料老人ホーム
フルーク - 446.13m2
- 159m3
- 126t-CO2
※この表示は林野庁「建築物に利用した木材の炭素貯蔵量の表示ガイドライン」
(令和3年10月1日付け3林政産第85号林野庁長官通知)に準拠し、この建築物に利用した木材が貯蔵している炭素(CO2換算)の量を示すものです。
木材は、森林が吸収した炭素を貯蔵しており、木材を建築物等に利用していくことは、「都市等における第2の森林づくり」としてカーボンニュートラルへの貢献が期待されています。
炭素貯蔵量内訳表
建物名(住所)に利用した木材に係る炭素貯蔵量(CO2換算)
- 延床面積
- 木材利用量
- 木材の炭素貯蔵量
(CO2換算)
- 介護付き有料老人ホーム
四季の郷 飯能 - 1692.21m2
- 205m3
- 176t-CO2
- 住宅型有料老人ホーム
優和の里 神川 - 1481.98m2
- 180m3
- 145t-CO2
- 本庄市住宅型有料老人ホーム
リゾートハウス シフクノオト - 1315.19m2
- 154m3
- 127t-CO2
- 深谷市住宅型有料老人ホーム
ケアホームいろは - 1398.1m2
- 162m3
- 99t-CO2
- 飯能市ヘアーサロン
TOARU hair room - 175m2
- 31m3
- 19t-CO2
- 前橋市M様邸
- 149.05m2
- 30m3
- 18t-CO2
- 本庄市就労継続支援B型事業所
- 119.24m2
- 13m3
- 11t-CO2
- 嵐山町H様邸
- 165.61m2
- 13m3
- 10t-CO2
※この表示は林野庁「建築物に利用した木材の炭素貯蔵量の表示ガイドライン」
(令和3年10月1日付け3林政産第85号林野庁長官通知)に準拠し、この建築物に利用した木材が貯蔵している炭素(CO2換算)の量を示すものです。
木材は、森林が吸収した炭素を貯蔵しており、木材を建築物等に利用していくことは、「都市等における第2の森林づくり」としてカーボンニュートラルへの貢献が期待されています。
炭素貯蔵量内訳表
建物名(住所)に利用した木材に係る炭素貯蔵量(CO2換算)
- 延床面積
- 木材利用量
- 木材の炭素貯蔵量
(CO2換算)
- 熊谷市妻沼住宅型有料老人ホーム
プラチナホームあかり - 1276.1m2
- 130m3
- 108t-CO2
- 深谷市サービス付き高齢者向け住宅
悠・楽(ゆうらく) - 996.7m2
- 107m3
- 85t-CO2
- 本庄市児玉町住宅型有料老人ホーム
シニアテラスつむぎ - 995.9m2
- 131m3
- 102t-CO2
- 東京都北区
岩江クリニック - 630.58m2
- 142m3
- 115t-CO2
- 本庄市早稲田の杜賃貸住宅4棟
- 309.52m2
- 56m3
- 45t-CO2
- 児玉郡神川町T様邸
- 68.9m2
- 15m3
- 12t-CO2
- 本庄市S様邸
- 86.95m2
- 15m3
- 12t-CO2
- 深谷市S様邸
- 75.27m2
- 15m3
- 12t-CO2
- 本庄市Y様邸
- 120.34m2
- 21m3
- 15t-CO2
※この表示は林野庁「建築物に利用した木材の炭素貯蔵量の表示ガイドライン」
(令和3年10月1日付け3林政産第85号林野庁長官通知)に準拠し、この建築物に利用した木材が貯蔵している炭素(CO2換算)の量を示すものです。
木材は、森林が吸収した炭素を貯蔵しており、木材を建築物等に利用していくことは、「都市等における第2の森林づくり」としてカーボンニュートラルへの貢献が期待されています。
※この数値は 林野庁「建築物に利用した木材の炭素貯蔵量の表示ガイドライン」に基づき、建築物に使用した木材が貯蔵している炭素(CO2換算)の量を算出したものです。
建築物の木造化による断熱性能向上
- 木材はコンクリートや鋼材に比べ熱伝導率が低く断熱性に優れています。
建築物の木造化は断熱性能の向上の点でもメリットがあり、
建物の断熱性能を高めることで電気使用量を抑えCO2削減にもつながります。
2018年に木造で建て替えた本社ショールームにおいても
その優れた断熱性により快適な居住性を実現しました。
【本社1階トイレと昭和50年建設の住宅1階トイレの室温データ比較 どちらも暖房設備なし】
室温計測時間 AM6:30~7:00
- 日時
- 本社1階トイレ
- 昭和50年築1階トイレ
- 温度差
- 2021/2/24(水)
- 13.7℃
- 8.3℃
- +5.4
- 2021/2/25(木)
- 12.9℃
- 7.5℃
- +5.4
- 2021/2/26(金)
- 15.2℃
- 7.9℃
- +7.3
- 2021/2/28(日)
- 12.5℃
- 6.0℃
- +6.5
- 2021/3/1(月)
- 12.9℃
- 8.0℃
- +4.9
社会と環境への取組み①
雨水の地下浸透処理の推進により生態系へやさしく、排水インフラ負担の軽減実現
- 新設する個人住宅や法人施設の雨水を敷地内浸透処理して、公共排水の負担軽減を実現。
令和2年度、新たに19,507m2の敷地面積の宅内浸透処理を実現しました。
市街地内は舗装化が進み雨水は河川に流出するばかりです。
私たちは雨水を地下へ戻してやる取組みを25年前より取り組んでおります。
この取組が生体系のプラスになると信じております。
-
雨水浸透槽ブロック布設状況
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布設完了状況
社会と環境への取組み②
全社員参加による社会貢献活動
- 県道142号線 市道5375.5303号線の定期的なロードサポート活動と大雪の時に歩道除雪活動を10年以上継続しております。
- 地域の春祭りへの無料出店。
「木のバッヂつくり」が大好評。
お母さんには、会社で育てた「ふうせんかずらの種」をプレゼント。バッジは残材を利用して社員が手作りしています。
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春の公園祭り出店風景
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市道5375.5303号線ロードサポート風景
働き方改革へのチャレンジ
多様な働き方実践企業の認定を受けました。
埼玉県の建設会社で女性活躍No.1企業が目標です。
- 「有給とります!」と言いやすい企業でありたいと思っています。
- 「子供のお風呂はお父さんの役目」を果たせる企業を目指しています。
- 子育て世代の職員も活躍しています。 さらに働きやすい制度を整えたいと考えています。
製品・サービス
ISO9001・ISO14001の取組み
- 認証後21年目を迎えました。
今や当社の部課長クラスも新卒入社以来ISOの運用と共に育ってきました。
私たちにとって、ISOは仕事のルールブックになっています。
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9001登録証
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14001登録証
基本理念
八木建設株式会社は事業活動である建設業を通じ良い品質を提供し、環境への影響を
配慮した行動により企業としての責任を果たし、地域社会に貢献できる企業を目指します。
品質方針
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1. 建設工事に関係するすべての者は、顧客に対して礼節を保ち、誠意ある対応を持ち続け、顧客の信頼獲得に努めます。
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1. いつの場合も均一性ある高品質の構築物を提供し、充分な顧客コミュニケーションが取れる体制を確立し、顧客満足獲得に努めます。
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1. 竣工引渡後は自らの点検作業を通じて構築物に対する責任を全うする。
令和5年6月15日改訂
環境方針
1.建築物の設計・施工業務において省エネルギーとなる仕様を習得、提案いたします。
2.環境目標を設定し、達成に向けて継続的活動を維持します。
3.業務を通じて社会問題となる環境課題を探り、解決のための技術・サービスを習得し改善の一助となるよう努めます。
4.建設廃棄物の低減、リサイクル化、リユースを積極的に実施し環境汚染の低減、環境保全に努めます。
5.環境に関する法規制、当社が定める環境要求事項を遵守し、併せて業務の改善と向上を図ります。